猫は完全な肉食動物です。
ただし、「雑食動物だから肉も野菜も食べなければならない」、あるいは「肉食動物だから肉しか食べてはいけない」というわけではありませんので注意が必要です。
雑食動物とは「動物性の食品を摂取しなくても生きていくことができる動物」、肉食動物とは「植物性の食品だけでは、いくつかの必要な栄養素を十分に摂取することができないため、動物性の食品を摂取する必要がある動物」であると考えてください。
猫は、人と比べて多くのタンパク質を必要とします。また、人と違い、炭水化物を多くとるようなしくみになっていません。特に猫は、より多くのタンパク質を必要とする一方で炭水化物の消化は苦手です。